XI. 育毛剤の中身、知っています?
11)育毛剤の中身、知っています?
*育毛剤の成分は主に次のようなものを目的としたものがあります。
1. 血行促進作用
2. 栄養補給、細胞賦活作用
3. 抗炎症、抗菌作用
4. 毛母細胞、毛乳頭への作用(ここまでは医薬部外品)
5. 脱毛の進行予防、発毛促進(医薬品)
つまり頭皮環境を改善するものがほとんどですが、医薬部外品は
大きな効果は期待できません。
「進行を少しでも遅らせる」という程度で考えたほうが良いでしょう。
成分名は次の通りです。
1. 血行促進作用:塩化カルプロニウム、ニコチン酸ベンジルエステル、
ビタミンE誘導体(トコロフェール)、トウガラシチンキ、ショウキョウエキス、センブリエキス等
2. 栄養補給、細胞賦活作用:*ペンタデカン酸グリセド、ソフォラ抽出エキス、
ニンジンエキス、ニコチン酸アミド、プラセンタエキス、パントテニルエチルエーテル(ビタミンB群)、
ジアルキルモノアミン誘導体(DADA)
3. 抗炎症、抗菌作用:ヒノキチオール、βグリチルレチン酸
4. 毛母細胞、毛乳頭への作用;6−ベンジルアデニン(サイトプリン)、t−フラノバン、アデノシン
5. 脱毛の進行予防、発毛促進:ミノキシジル、フィナステリド、塩化カルプロニウム、セファランチン
上記の1〜4が「医薬部外品」です。根本治療は出来ませんが、
育毛の補助的な働きがある程度と思っておいてください。
要は始めの「髪のサイクル」を正常にする為の「頭皮環境の改善」です。
理美容店でよく使われる「トニック」は「アルコール」が含まれており、
若干の殺菌作用はありますが、後は香料等のみで
あまり育毛的なものは含まれていませんでした。
最近は「頭皮環環境」を意識した頭皮用のローションも出ていますので、
そちらのほうが良いかと思います。
あと男性の方で、「リキッド」と「トニック」の区別がつかない方もおられます。
「リキッド」は油成分を含んだ整髪料で、髪に残ります。
毛先が、乾燥している時、まとまりの悪い時、これを用います。
但しなるべく「頭皮」にはこすり付けないでください。
頭皮環境悪化の一因になります。
頭皮の油を補いたい時は、やはり天然の油成分が良いです。
一番いいのは、昔からある「椿油」です。
もちろん脂性の方はむやみにつける必要はありません。
シャンプーしてもすぐにベタベタしてくる方は「脂性」です。